- 失敗が怖いのに、プライドが邪魔をする?
- そんなに大事?スペック重視は引かれてしまう
- 過剰なきづかい?
- 婚活は大事!だけど必死になりすぎない
- 結婚前に理想のパートナーを描くのは不毛?
最近の調査で、女性は20代で3人に1人、30代女性になると7人に1人の割合で、今まで付き合ったことがないことがわかっています。
今まで恋愛してこなかった理由の多くは、「自分に自信がない」 「好きになった人がいなかった」「熱中することがあったので恋愛がめんどくさかった」 「毎日が充実していて恋愛を必要としなかった」 などがあげられるそうです。
あなたに思い当たる理由はありますか? こうして恋愛未経験者も、適齢期を迎えると、結婚を強く意識していきます。
ですが、恋愛経験がない自分に結婚はできるのか?と色々なことに不安になり、世間からも「非リア充」として見られ、ますます消極的になっていくようです。

ですが、こんなデーターもあります。アメリカの恋愛心理学の研究で、恋愛経験がない人は結婚後の満足度が高い!という結果がでました。
経験がないことがダメじゃない。そう裏付けられた結果ですし、恋愛経験がなくても、結婚後に幸せを感じる人は多いのです。ですが、経験がない、または少ないからこそ気を付けたいポイントもあります。
Contents
恋愛経験が少ない人が結婚する際の注意点
失敗が怖い、だけどプライドが邪魔をする?

これは恋愛未経験者によくある特徴です。
例えば、『どんな人と付き合いたいの?』と聞くと、高望みはしていないといい『ふつうでいいの』というのですが、具体的に聞いていくと『顔はそこそこ… 優しくて…頼りがいがあって…できたら収入は…』などなど。
本人は条件をつけていないと勘違いしていますが、他者からみれば、立派な好条件。
さらに自分からではなく、条件に見合った人が、自分にアプローチをしてくれるのを待っている受け身状態。
アプローチしてふられるのは恐いのです。恋愛はふられることの方が多いのが普通です。恋愛経験がないというのは、この当たり前をわかっていないことがあります。
経験とは、相手の気持ちを感じたり、失敗したと後悔したり、相手とのフィーリングの違いを感じたら別れを切りだしたり、悩んだりして人との距離を学んでいます。
結婚生活も同じように失敗しながら相手との距離や思いやりを育てます。自分の弱さや、出来ないことも、受け止めていく努力を大切にしてください。
そんなに大事?スペック重視は引かれてしまう

婚活パーティやお見合いで、相手の方に選ばれないひとは、結婚したいオーラが、あからさまに出ています。
目をギラギラさせて、条件の良い相手を獲得しようと狙っている姿はなんとも異様な雰囲気があり、周りの人は引いてしまいます。
フリートークが始まると、年収はいくらか? 貯金はいくらあるのか?など、明らかに、結婚相手を自分の利益になるものとしてみているので、こんな不躾な質問ができるのでしょう。
スペックが第一条件になっている人は、何もかも相手に求める傾向が強い人です。
自分が相手を幸せにするのではなく、いかに自分を幸せにしてくれるのか? 関心は自分なのです。
プライドは高いのに、依存心が強い。ハイスペック男性がもっとも敬遠するのが、このタイプであることを覚えておきましょう。
3)過剰な気遣いをしてしまう!こんな人はご注意を

過剰適応という言葉をご存知ですか?
過剰適応とは、周りの環境に合わせすぎてしまう事です。
過剰と付くのですから、やりすぎてしまうのです。
やりすぎてしまう原因は、自己評価の低さで、嫌われたくない心が過剰に相手を意識し合わせます。
恋愛経験がない、または少ないことで自己評価を下げ、どのようにお付き合いしていいかわからない。そんな不安から相手に過剰に合わせてしまいます。
それでは相手を正しくみることはできません。私達は生活の中で、沢山の人と関わって生きています。
そうした社会の中で、悩みながらも人との関わりをもって生きているあなたなら、
相手の性格や、自分にとって心地よい人をちゃんと選ぶことができることを忘れないでください。
4)婚活は大事!だけど必死になりすぎない

結婚したいオーラが出過ぎている人は、引かれてしまうと書きましたが、これは自由恋愛でも同じです。
最初から本気で「付き合おう」「結婚しよう」と迫ってくる人に対してまだ相手のことがよくわからない人からすれば、恐怖すら感じます。
なぜ恐怖を感じるかといえば、相手に余裕を感じないからです。一緒にいても安らげないのです。
「付き合おう」「結婚しよう」と意気込むのは、この人は理想の人かもしれない!と打算から相手を判断しているからです。結婚は好きだけでふみだせるものではありません。
相手の職業や年収、容姿や身体の相性も大切な要素にはなりますが、安らげる関係は理屈や条件ではない、自分らしさを肯定してくれる大切な判断基準なのだと思います。
5)結婚前に理想のパートナーを描くのは不毛?

付き合う、または結婚を考える時、私達は自分の理想のパートナーを思い描きます。
ですが、結婚した人からよく聞くのは「こんな人だと思わなかった」というもの。恋愛経験がある人は、理想と現実が違うことを経験の中から学びます。
人を好きになるとよくある話ですが、思い込みによって、相手を正しくみられないことはよくあるのです。
経験がある人の多くは理想を求めて付き合ったけど、現実は違ったという失敗経験をしています。お付き合いで終われるのならいいのですが、結婚となると話は違います。
結婚した人ですら、この人が理想のパートナーだったとわかるのは生活を共にしたずっと先のことなのです。
では、どんなことを判断基準にするのがいいのでしょう?
私達は一人ひとり正しいと思うものも、理想とするものも違っています。だからこそ自分が感じることを大切にするべきなのです。
あなたが「この人といて楽しい」「この人といて楽だ」と思うことは、あなた自身を観察してみればよくわかるはずです。
世間や人の意見に惑わされない、あなた自身の決断ができるのではないでしょうか?
恋愛経験が少ないことがコンプレックスであれば、こちらのブログ記事も参考にしてみてください。
>>【大学生・恋愛経験なし】学生時代の交際経験の重要性&対策10選
>>結婚したいけど恋愛経験なし?恋愛経験が少ない結婚の注意点
まとめ
恋愛経験が教えてくれるものは、異性との関わり方や、距離感なのだと思います。
経験が次の出会いの学びになるからこそ、経験というものが活かされますが、恋愛経験が豊富な人が必ずしもそうだとはかぎりません。同じ理由で別れを繰り返している人は沢山います。

経験の有無が、すぐれている、劣っていることにはならないのです。
結婚は苦楽を共にできる相手をみつけられるかで、幸せや安らぎの感じ方が大きく変わります。
どうぞ、結婚することが目的にならず、あなたが苦楽を共に過ごせる相手をみつけてくださいね。